インビザラインと他の矯正の違いまとめ

目次

1. インビザラインとは?まずは基本を理解しよう

歯列矯正を検討するとき、注目されるのが、透明マウスピースを使うインビザラインです

インビザラインは従来のワイヤー矯正や他のマウスピース矯正と異なり、

  • 目立たない

  • 取り外し可能

  • 精度の高い治療計画で幅広い症例に対応

という特徴があります。
この記事では、インビザラインと他の矯正方法の違いをまとめてわかりやすく解説します。

インビザラインの仕組み(透明マウスピースで歯を動かす)

インビザラインは、透明なマウスピース(アライナー)を装着して歯を少しずつ動かす矯正方法です。

  • 1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換

  • 歯の移動量は0.2〜0.3mm程度ずつ

  • 事前にコンピュータで治療計画を作成し、仕上がりまでの歯の動きをシミュレーション

この方法により、目立たず快適に歯並びを整えられるのが大きな特徴です。

ワイヤー矯正との違い(目立たず取り外し可能)

従来のワイヤー矯正は、歯にブラケットを付けてワイヤーで歯を動かす方法です。
一方インビザラインは以下の点で大きく異なります。

  • 透明で目立ちにくい

  • 取り外し可能なので食事や歯磨きがしやすい

  • 痛みや違和感が比較的少ない(歯を少しずつ動かすため)

「人前で笑うのが気になる」という方や、「矯正中でも普段通り食事や歯磨きがしたい」という方に適しています。

他のマウスピース矯正との違い(精度・実績・症例数)

世の中にはインビザライン以外にもマウスピース矯正がありますが、インビザラインは精度と実績で圧倒的に優れています。
世界100カ国以上で導入、治療症例数は1,800万人以上
矯正前にAIで歯の動きを精密にシミュレーション
複雑な歯並びの症例にも対応可能

他のマウスピース矯正は、透明で目立たない点は似ていますが、症例数や精度、対応可能範囲が限られることが多いのが特徴です。

2. インビザラインのメリットと注意点

インビザライン矯正は、透明マウスピースを使うことで快適に歯並びを整えられる方法です。
しかし、メリットだけでなく、注意点も理解しておくことが、治療後の満足度につながります。

目立たない・快適・取り外しができるメリット

インビザラインの最大の特徴は、透明で目立たず、取り外しも可能なことです。

  • 食事や歯磨きのときは取り外せるので、清潔を保ちやすい

  • 透明なので、人前で装着しても目立たない

  • ワイヤーやブラケットによる口内の傷や違和感が少ない

これにより、見た目や生活のストレスを最小限にしながら矯正ができるのが大きな魅力です。

自己管理が必須・症例によっては向かない場合も

一方で、インビザラインは自分でアライナーを装着・管理する必要があります。

  • 1日20〜22時間の装着が基本

  • 交換サイクルを守らないと治療計画通りに歯が動かない

  • 噛み合わせが複雑な場合や大幅な歯の移動が必要な場合は、ワイヤー矯正の方が適していることもある

自己管理に不安がある方や、重度の歯並びの方は、歯科医師と相談しながら治療法を選ぶことが重要です。

痛みや違和感はどの程度か

インビザラインは歯を少しずつ動かすため、ワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が比較的少ないです。

  • アライナーを新しいものに交換したとき、軽い圧迫感や締め付け感を感じることがある

  • 個人差はあるが、通常は数日で慣れる

  • 痛みが強い場合は、歯科医師が調整や追加アタッチメントで対応

術中の大きな痛みはなく、生活にも支障が出にくいのが特徴です。

3. 治療の流れと期間|インビザラインはどのくらいで歯並びが整う?

インビザライン矯正は透明なマウスピースを使うため、見た目のストレスが少なく、生活に支障をほとんど与えません。
ここでは、治療の一般的な流れと、どれくらいの期間で歯並びが整うのかを解説します。

初診・カウンセリング〜治療計画の作成

まずは歯科医院での初診とカウンセリングです。
ここでは、歯並びの状態をチェックし、治療のゴールや期間、費用の目安などを確認します。

その後、CTや口腔内スキャンを使って精密な治療計画を立てます。

コンピュータで歯の動き方をシミュレーションし、最終的な仕上がりまでのアライナー枚数や交換スケジュールを決定します。

アライナー(マウスピース)の交換サイクルと通院頻度

治療中は、1〜2週間ごとに新しいアライナーに交換して少しずつ歯を動かします。
通院は一般的に1〜2か月に1回程度で、歯の動きや噛み合わせを確認します。

取り外しが可能なので、食事や歯磨きは普段通り行え、生活のストレスはほとんどありません。

治療期間の目安(軽度・中度・重度で異なる)

治療期間は症例によって異なります。

 軽度の歯並び:4〜12か月程度

主訴:前歯の隙間が気になる 費用の目安:約40万円〜60万円前後
治療のリスク:歯の移動に伴い一時的な痛みや違和感が出ることがありますが、多くは数日で落ち着きます。また、装着時間が不足した場合は治療期間が延びる可能性があり、治療後に保定装置を使用しない場合は後戻りが起こることがあります。

 中度の歯並び:1〜1年半程度

主訴:上の歯が内側に入っており深く噛み込んでいる 費用の目安:約60万円〜80万円前後
治療のリスク:歯の移動に伴い一時的な痛みや違和感が出ることがありますが、多くは数日で落ち着きます。また、装着時間が不足した場合は治療期間が延びる可能性があり、治療後に保定装置を使用しない場合は後戻りが起こることがあります。

 重度の歯並び:1年半〜3年

主訴:全体的に歯ががたついている 費用の目安:約80万円〜90万円前後
治療のリスク:歯の移動に伴い一時的な痛みや違和感が出ることがありますが、多くは数日で落ち着きます。また、装着時間が不足した場合は治療期間が延びる可能性があり、治療後に保定装置を使用しない場合は後戻りが起こることがあります。

インビザラインは精密なシミュレーションに基づいて計画されるため、ワイヤー矯正よりも期間の予測が立てやすいのも特徴です。

治療中に痛みや違和感はある?

アライナー交換時には、軽い圧迫感や締め付け感を感じることがありますが、これは歯が動いている証拠です。
多くの場合、数日で慣れ、日常生活に支障が出ることはほとんどありません。痛みが強い場合は歯科医師に相談すれば調整することも可能です。

4. 費用・保険・追加費用のポイント

インビザライン矯正を検討する上で、費用や保険の適用範囲、追加費用の可能性を把握しておくことは非常に重要です。
ここでは、相場や注意点をわかりやすく解説します。

インビザライン矯正の相場と分割・ローンの利用

インビザラインの治療費は症例の難易度や歯科医院によって異なりますが、一般的には 80万円〜120万円前後 が目安です。
多くの医院では、一括払いだけでなく 分割払い・医療ローン を利用することも可能で、月々数千円単位で支払うことができます。

分割やローンを使うことで、無理なく治療をスタートしやすくなるのがメリットです。

保険は使える?自費治療の理由

インビザラインは 自費診療 に分類されるため、健康保険は基本的に適用されません。

その理由は以下の通りです。

  • 矯正は審美目的や噛み合わせ改善のための自由診療であることが多い

  • 個別に精密な治療計画やカスタムアライナーを作成する必要がある

その分、治療の自由度が高く、見た目や快適さにこだわった治療が可能です。

追加費用がかかるケース

インビザラインでは、医院によって、治療中に追加費用が発生するケースがあります。

  • アタッチメントの装着:歯を効率よく動かすために歯に小さな突起を付ける場合

  • リファインメント:治療後半で微調整のアライナーを追加する場合

  • 紛失・破損時の再作成:アライナーをなくしたり壊した場合

これらは必要に応じて行われるものなので、事前に確認しておくと安心です。

5. 症例数や医院選びで失敗しないポイント

インビザライン矯正は、歯科医師の技術や医院の実績によって仕上がりに差が出やすい治療です。
「治療を始めたけど思った通りに歯が動かない…」と後悔しないために、医院選びのポイントを押さえておきましょう。

経験豊富な歯科医師を選ぶ理由

インビザラインはコンピュータで治療計画を作成しますが、最終的な微調整やアタッチメントの設置などは歯科医師の技術に依存します。
経験豊富な医師であれば、症例に応じて最適な治療プランを立てられるだけでなく、治療中のトラブルにも柔軟に対応できます。
そのため、矯正の経験や資格、インビザラインの症例数が多い医師を選ぶことが重要です。

症例数・実績・技術レベルの確認ポイント

医院選びでは、以下の点を確認すると安心です。

  • インビザラインの症例数:実績が豊富な医院ほど経験に基づいた治療が可能

  • 治療の写真や症例紹介:実際のビフォー・アフターで確認できるか

  • 治療の精度や技術レベル:複雑な症例への対応実績や認定資格の有無

これらをチェックすることで、仕上がりの満足度や安心感が大きく変わります。

無料カウンセリングで確認しておくべきこと

多くの医院では、初回カウンセリングや口腔診断を無料で受けられます
ここで以下の点を確認しておくと、治療後のトラブルや不安を避けやすくなります。

  • 自分の歯並びにインビザラインが適しているか

  • 治療期間や費用の目安、支払い方法

  • 痛みや違和感への対処法、通院回数

  • 治療中に追加費用が発生するケースの有無

無料カウンセリングを利用して、納得したうえで治療をスタートすることが、最も失敗しない方法です。

6. まとめ|まずは自分に合うか相談してみよう

インビザライン矯正は、透明マウスピースを使い、目立たず快適に歯並びを整えられる方法です。
ワイヤー矯正や他のマウスピース矯正との違い、治療の流れ、期間、費用、痛みや違和感などを事前に理解しておくことで、
安心して治療をスタートできます。

治療の流れ・メリットを理解すれば不安は減る

  • 透明マウスピースでの矯正は生活への影響が少ない

  • 痛みや違和感は軽く、慣れるのも早い

  • 自分の歯並びに合った治療計画を立てることができる

これらを知っておくことで、初めての矯正でも不安が大きく軽減されます。

まずはCT検査つきの無料カウンセリングを受けてみよう

治療を検討する際は、まず 無料カウンセリング を利用して自分の歯並びや噛み合わせの状態をチェックしましょう。

  • インビザラインが適しているか

  • 治療期間や費用の目安

  • 通院頻度や痛みの対策

これらをカウンセリングで確認しておくと、安心して矯正を始められます。
納得したうえでスタートすることが、満足度の高い治療につながります。

 

理事長:竜 康弘
院長:阪本 晃多
本院:あまファースト歯科
分院名:名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科
 
常勤医師:8名
歯科衛生士:21名
国際口腔インプラント学会認定医:2名
日本歯科麻酔学会認定医:1名
日本矯正歯科学会認定医:3名
 
住所:愛知県海部郡大治町堀之内大堀170-3
診療時間:
平日:9:30-12:30 / 14:30-19:00(最終受付19:00)
土曜:9:30-12:30 / 14:00-17:30(最終受付17:00)
休診日:日曜日、祝日
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